〔概 要〕
広告・表示の適正化をはかることを目的として広告業界が設立した民間の自主規制機関であるJAROでは、広告・表示に関する相談の受付・処理、審査等を行っています。勉強会では一般消費者の利益の保護を目的とする、景品表示法の表示規制についてお話を伺いました。
著しく良いモノに見せる優良誤認表示、著しくオトクに見せる有利誤認表示、比較広告、No.1表示や原産国告示について、措置命令を受けた事例、JAROで審査された事例をみながら、ご説明いただきました。また昨年より規制項目となった、ステルスマーケティング告示のお話もありました。企業が措置命令を受ければ、課徴金納付・社会的評価の低下等、損失は大きなものとなります。
広告表示は全体の印象から考えるものであり、NGワード・ポジティブリストはありません。合理的根拠を基に消費者の視点で確認すべきだと分かりました。広告に対する意識が変わる勉強会でした。
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