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一般社団法人 日本衣料管理協会Japan Association of Specialists Textiles and Apparel

衣料管理士
Textiles Advisor,TA
TAについて

TAについて

期待でる活躍活躍が期待できる仕事は 期待でる活躍

TAは繊維製品を企画・生産・販売する企業で、企画・設計/販売/品質保証/消費者対応などの部門での活躍が期待されます。

企画・設計・生産

情報を収集・分析し企画やコンセプトを決める

 ファッション業界の中でも幅広い仕事を担っているアパレル企画は、デザインや素材、パターン・縫製など幅広い専門知識を習得し、最新のトレンドや市場の動きを観察し予測する能力が求められます。
 TAのカリキュラムでは講義と実習の両側面から現場で役立つ知識や技術を習得することができます。

品質管理

検査・試験をし、品質のよい製品を提供する

 企画されたアイテムを販売前に検査し、色落ちや型くずれ、破れなどのトラブルを未然に防ぐことも製品づくりには欠かせません。また、販売後に発生した製品トラブルの原因を究明し、再発防止に努めることも大切です。    繊維材料や加工方法の知識はもちろん、実験・実習を通じて身につけた試験分析の力が役立ちます。

販 売

接客の現場で商品の魅力を伝え、提案する

 販売はお客様一人一人のニーズを引き出し、商品を提案します。そのため、商品の特徴や作り手の思いはもちろん、ケアや保管の方法も熟知し、お客様に伝える必要があります。また、在庫管理や商品を売り場の演出も重要な役割です。  ファッションセンスだけでなく、繊維製品の科学的知識、マーケティングやSDGs、消費者問題への理解も求められます。

消費者対応

消費者の意見を聞き、製品づくりに活かす

 消費者からの製品に関する質問や意見、製品トラブルに対応し、問題解決に導きます。ここでの対応がリピーターづくりや信頼を高めるのに大きく影響します。また、消費者の意見や要望を他の部署に共有してよりよい製品づくりに貢献します。  製品の知識はもちろん、消費者の行動や心理を理解することで、消費者に寄り添った親切な受け答えが可能になります。



どんな勉強をするの

日本衣料管理協会が認定した4年制大学・短期大学で、おもに4つの専門分野を勉強します。講義だけでなく、実習・実験をとおして繊維製品についてあらゆる角度から勉強します。

材料の知識

目的に合った素材についての知識

繊維は綿や羊毛まどの天然繊維と、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維があります。それぞれ風合いや手触り、吸水性や保温性に違いがあります。こうした繊維の種類・性質・試験方法などを学ことで目的に合った素材を選ぶことができます。

加工・整理の知識

染色・加工、洗浄などについての知識

染色や加工(例えばプリーツ加工、はっ水加工など)についての知識の他、清潔さ快適性を保つために必要な洗濯・クリーニングなどの知識を学びます。講義だけでなく実際に染色・洗浄実験なども行います。

企画・設計・生産の
知識

製品ができあがるまでの工程についての知識

人体と衣服との関係を理解し、デザインから実際に衣服を仕立てあげる工程を学びます。

流通・消費の知識

消費者の行動や社会が求めるものについての知識

消費者の行動を理解し、ファッションにおける心理学やマーケティング方法など学ぶとともに、環境問題や社会問題に応えるための知識を学びます。




衣料管理士
TA:Textiles Advisor